同じ処理を繰り返す:for文

for文

  • 同じ処理を何度も繰り返し実行する
  • 「カウンタ」と呼ばれる変数を使って、「1回目」「2回目」と数えながら繰り返すことができる
  • 繰り返す回数がわかっているときに使用する



for( カウンタの初期化;繰り返しの条件;カウンタの増減 ) {
 繰り返し実行する処理;
}

for文の基本ルール
  • 繰り返しを記述
var a:Number = 1;
trace(a);

a++;
trace(a);

a++;
trace(a);

a++;
trace(a);
  • for文を使って書き直します
for( var a:Number = 1; a<= 4; a++) {
	trace(a);
}


カウンタの初期化

  • ここでは、数値型変数aを宣言をして「1」をセットする


繰り返しの条件

  • カウンタaが4以下、つまり「繰り返しを4回以内」という条件している(true)間繰り返し実行する
  • 最初から成立しない(false)とき、または途中で成立しなくなったときは、繰り返しはしない


カウンタの増減

  • 次の繰り返しに入る前に、カウンタを増やすか減らすかする

繰り返し線を描画

直線の描画
lineStyle(5, 0x669900, 60); //線幅、色、不透明度
moveTo(0, 0); //開始点座標(x, y)
lineTo(400, 200); //終了点座標(x, y)
  • 繰り返し描画を記述する
lineStyle(5, 0x669900, 60);
for ( x = 0; x < 10; x++ ) {
    xx = x * 30;
    moveTo(xx, 0);
    lineTo(xx, 200);
}


i
  • for文ではカウンタの変数を「i」(index)にすることが一般的です

5回「こんにちは」と表示するには

for( i =1; i <=5; i++ ) {
	trace(i);
	trace("こんにちは");
}

「0〜99」までの数値を表示するには

for( i =1; i < 100; i++ ) {
	trace(i);
}

「10〜0」まで減らすを表示するには

for( i =10; i >= 0; i-- ) {
	trace(i);
}

「0〜8」まで2ずつ加算を表示するには

for( i =0; i <= 8; i = i+2 ) {
	trace(i);
}

方眼を描画

lineStyle(3, 0x669900, 60);  // 線の太さと色と不透明度を決める
for ( i = 1; i < 19; i++ ) {
    p = i * 20;
    // 縦の線
    moveTo(p, 20);
    lineTo(p, 360);
    // 横の線
    moveTo(20, p);
    lineTo(360, p);
}