Web API
Web API(Application Programming Interface)
- Web APIとは,Webサイトなどの開発を効率的に行うための技術である
- アプリケーションの開発者が、他のハードウエアやソフトウエアの提供している機能を利用するための手法
Web APIとの通信の流れ
- 利用者がURLを入力しアクセスする
- サーバー上のPHPファイルが動作し、APIに対してリクエストをおこなう
- API側はリクエストに応じてレスポンスを返す
- 返されたレスポンスはPHPファイルで受け取り、ブラウザ上で表示できるようにHTMLに変換
- 利用者がブラウザ上で表示されたデータを閲覧する
REST(Representational State Transfer)形式
- ウェブのような分散ハイパーメディアシステムのためのソフトウェアアーキテクチャのスタイルのひとつ
リクエストとレスポンスはそれぞれ通信に適切な形でやりとりされます。
はじめてのAPI (1/6)〜APIの仕組みとメリット〜
サイト訪問者とWebサーバとAPIの関係
- 自分がサイトを公開しているとき、サイト訪問者はブックマークや検索エンジン、URLの直接入力などをして、ブラウザでそのURLでアクセスします
- これをサーバに対してリクエストすると言います
- 一方、サーバ側はそのリクエストされたURLから、適切なHTMLファイルなどを返します
- これをレスポンスと言い、ユーザ側のパソコンのブラウザでそのHTML文書をダウンロードして表示します
これがAPIを使っていないホームページの流れになります。
APIを利用しているサイトの場合の通信
便宜上、よく使われるサーバサイドで処理するREST形式の例で説明します。
ここではリンクシェアのクロスオーバーサーチを使った商品検索サイトを作ったというケースで説明します。
- ユーザが検索窓に「スニーカ」「安い順」と条件入れて検索ボタンを押したとします
- するとその情報を含めてサーバにアクセスします
- サーバはそれを受けてPHPプログラムを呼び出し、そのキーワードなどの条件をAPIにもわかるように翻訳してAPIにリクエストします
- APIはURLの形で翻訳されたリクエストを受け取る形になります
- APIからはその条件に見合ったコンテンツ(ここでは検索結果)をレスポンスデータとしてサーバにXMLファイルという形式で返します。サーバでそのXMLファイルを受け取って、PHPでサイト訪問者が読みやすい形にHTML中に埋め込んで、HTMLファイルを作ります
- サイト訪問者はそれをブラウザでダウンロードするとにより、検索結果を見ることが出来るのです