記述のための前提

そもそも

  • まだまだブラウザ間での実装差異もあるので、Javascript などを使って対応させる必要がある
  • プログレッシブ・エンハンスメント(対応してないブラウザには、必要最低限の機能を確保しておく)という考え方が前提


HTML5, きちんと。

HTML5は勧告候補
  • 2012年12月17日に勧告候補がリリースされ、今後新しい機能が追加されることはなくなり安定した規格として実装と検証が進められます
HTML5はブラウザごとに実装状況が異なる
  • IE6・IE7ではHTML5がほぼ対応していない
  • 同じブラウザでも、バージョンごとに対応の有無がある

記述のワークフロー

  1. 論理構造を記述する
  2. 視覚化のためのグループ化(divを利用する)
論理構造を意識したアウトライン
  • 見出しでつくる構造の限界(divでの階層構造は、理論構造にはならない)

「Sections may contain headings of any rank, but authors are strongly encouraged to either use only h1 elements, or to use elements of the appropriate rank for the section’s nesting level.」
http://www.w3.org/TR/html5/sections.html#headings-and-sections


セクションの見出しはh1だけにするか、ネストレベルに適したものにすることが強く推奨されると書かれています。


つまり、砕いて言えば「h1」だらけでも良いとうことです。

HTML5の構文とアウトラインをチェックしてくれるツール

アウトラインチェック


インストールするとURL欄にアウトラインをチェックするボタンが追加されます。(HTML5で作られたサイトでないとボタンが表示されない)