アニメーション

アニメーション

  • 「アニメーション」とは、生命や魂を意味するラテン語の「ANIMA」を語源とする言葉
  • 一般的に、本来静止している絵を生きてるかのように動かす技術
  • 歴史的には、1830年プラトーの作ったフェナキスティスコープや、ホーナーの考案したゾートロープまで遡ることができます


ジョセフ=プラトーのフェナキスティスコープ用円盤



この時代から現在に至るまで、アニメーションに利用される原理は変わらず、そのほとんどが間欠運動あるいは仮現運動と呼ばれる眼の残像効果を利用した錯視に基づいています。
いわゆる「パラパラ漫画」と同じ原理です。

  • 【間欠運動】運動が時間とともに持続するのでなく、ある時間経過すると停止し、停止したのち、ふたたび運動が開始することを繰り返す運動


コンピュータが利用される以前は、これを透明のセルロイド板に描画することで実現していたため、「セルアニメーション」と呼ばれていました。
描画用シートは、その後不燃性のアセテートに変わりましたが、用語として使用されています。