Webの勉強の準備:ツールの選択
ツールの種類
- デザインのためのツール
- プログラミングのためのツール
デザインのためのツール
※授業では、バージョン5.5を使用します。
使えるようになることは就職には必須です。
授業では、以下の2つのポイントを重点的に訓練します。
- クリエイティブに利用する
- 効率化に利用する
それぞれのアプリケーションが、目的に合わせたツールを用意しています。
その目的にあわせたツールの使い方を、自分のものにすることが就職への近道です。
授業では、ツールの使い方のみを目的にするのではなく、それがなんのために使われるべきなのかを考えることで、仕事での使い方を身に付ける訓練をします。
プログラミングのためのツール
- この範囲はツールが非常に多いため、利用する個人の好みがわかれるところでもあります
- Eclipseを前提とする方向ですが、初心者にとってツールが多すぎることも理解を困難にする原因でもあります
- そこで、授業でもこの範囲はDreamweaverを利用します
- テストサーバーを構築することで、Dreamweaver上でPHPのエラーチェックができたり、jQueryの入力支援機能が使えるようになります
とくに今回は、徹底的にDreamweaverに踏み込みます。
Dreamweaverは、初心者レベル→中級者レベル→上級者レベル、それぞれにやるべきことが違います。
もちろん授業では、上級者レベルを目指します。
Deamweaverの範囲
- HTML5
- CSS3
- JavaScript
- DOM
- jQuery
- jQueryMobile
- PHP(+MySQL)
- スマートフォンサイト
- レスポンシブWebデザイン
- WordPress
もちろん、Web画像をもしくはワイヤーフレームからカンプなど、グラフィックソフトの使い方も仕事で求められるレベルを目指します。
Flashは、まだまだ仕事で求められるため、FlashムービーとそれをHTML5化する方法を訓練します。
もちろん、Flashで使うActionScriptは、JavaScriptにつなぐアルゴリズムの勉強にもなります。
もちろん、組み込みプログラムでは、ActionScriptの需要はまだまだあります。
こられのことは、初心者が仕事に就くための勉強をする環境を整えるということでもあります。
Webの世界では、開発環境という言い方をしますが、目的のためにより短時間で効率的であることが求められ、その環境を構築することから始めます。
ただ闇雲に、ソフトを勉強したいと考えるのではなく、何を目的とした勉強のためにどういったツールでどういう方法でやるか、それを構築できるようになることも訓練の主たる目的です。
デザインは理論が重要
時間的にはタイトではありますが、理論から始めます。
特に「色彩とタイポグラフィー」は重要です。
もちろん、平面構成も。
小さいものから、デザインの積み重ねを実践していきます。
すべては、授業で始めた内容をプロになるための準備として、継続していくことができるかにかかっています。
もちろん、ツールとしてのIllustratorやPhotoshop、Web用のツールとしてFireworksを使ってデザインを実践します。
手作業でのラフスケッチを描くことも授業の中に組み込まれています。
ただし、闇雲にあらゆることを詰め込んでみても身に付くまでにはならないことが考えられます。
そこで、一定期間のタームの中でスキルチェックをおこないながら、やるべきことの微調整をしていきます。
あくまでも、就職に向かう準備ができてこその訓練なので。