変数と演算

変数

  • $が追加され、出力はprint文で記述しますが、代入の記述はJavaScriptと同じです
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>PHP入門教室</title>
</head>
<body>
<?php
$x = 10;
$y = 5;
print($x.''.$y.''.($x + $y).'<br>');
print($x.'×'.$y.''.($x * $y))."\n";
?>
</body>
</html>


《実行結果》

変数の名前付けルール
  • 変数の名前は「$」で始める
  • 変数名の先頭は英文字かアンダースコアであること
  • 変数名の2文字目以降は、英数字かアンダースコアであること
  • 変数名の大文字・小文字は区別される
読みやすいコードのための名前付け
  • 変数の中身を理解しやすい
  • 長すぎたり、省略し過ぎたりしない
  • 似たような名前を付けない
  • 基本的には英単語
  • 決められた記法で統一する(キャメルケース記法、アンダースコア記法、Pascal記法)
データの型

数値型 整数型(integer)

-2、0、108など

浮動小数点型 1.414、0.5、5.5e6など

文字列型(string)

'こんにちは' など
真偽型(bool、boolean)

TRUE、FALSE

複合型(array、resource、object) 上に含まれない複合的な型

文字列の表現には注意
  • 以下の例では、変数展開が必要な「改行」処理に「ダブルクォート」を設定しています
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8" />
<title>PHP入門教室</title>
</head>
<body>
<?php
$url = 'http://www.wings.msn.to/';
$memo1 = "サーバサイド技術の学び舎 - WINGS({$url})";
$memo2 = 'サーバサイド技術の学び舎 - WINGS({$url})';
print($memo1.'<br>'."\n");
print($memo2."\n");
?>
</body>
</html>


《実行結果》



定数と変数の違い

  • 途中で中身を変更できない入れ物のことを「定数」と呼びます
const TAX = 1.05;

これで、定数TAX(消費税率)が宣言されたことになります。

まとめ

  • 変数は、データを一時的に保管するための入れ物です
  • 変数は、変数に値が最初にセットされたタイミングで自動的に準備されます
  • 変数の名前は「$」で始まらなければなりません
  • 演算子は、データを操作する方法を指定するための記号です
  • 演算子には、算術演算子・代入演算子・比較演算子・文字列演算子などがあります