現在の日時を表示

関数(function)とは

  • あらかじめ決められた処理を行う命令文の集まり
  • 引数:関数に対するパラメータ
  • 関数は、引数(入力)に基いて、決められた処理を行い、その結果(出力)を返す
  • その結果のことを「戻り値」または「返り値」と呼びます
関数の基本的な呼び出し方
  • P.66参照
  • 2つ以上の引数を渡す場合には、カンマで区切って表します
  • 引数がない関数の場合でも、関数名の後ろのカッコは省略できません



戻り値 = 関数名(引数, ....)

date関数
  • P.67参照
  • 現在の日時を取得する
  • このときローカルテストサーバーでは、「php.ini」を編集して日本時間を取得しないと9時間ずれたヨーロッパ時刻が表示されます




date(書式)


《主な書式文字列で利用できる記述子》

パラメータ 指定内容
Y 年を4桁で
y 年を下2桁で
n
m 月で、1桁の場合は「0」をつける(例:01)
F 月を英語で(例:January、December)
M 月を英語の3文字表記で(例:Jan、Dec)
j
d 日で、1桁の場合は「0」をつける(例:01)
w 曜日を数字で(日曜=0,土曜=6)
l 曜日を英語で(例:Sunday、Saturday)
D

曜日を英語の3文字表記で(例:Mon、Sun)

g 時を12時間単位で
G 時を24時間単位で
h 時を12時間単位で、1桁の場合は「0」をつける
H 時を24時間単位で、1桁の場合は「0」をつける
i 分、1桁の場合は「0」をつける
s 秒、1桁の場合は「0」をつける
u マイクロ秒(PHP 5.2.2以降)


<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>PHP入門教室</title>
</head>
<body>
<?php
print('現在日時:'.date('Y年m月d日 H:i:s')."\n");
?>
</body>
</html>


《実行結果》

PHPマニュアルの便利な使い方

関数リファレンスの読み方




《リファレンスで表記されるデータ型》

データ型 概要
array 配列型
bool 真偽型(TRUE | FALSE)
float 浮動小数点型
int 整数型
mixed 複数のデータ型を指定できる(引数)/複数のデータ型を返す可能性がある(戻り値)
resource リソース型
string 文字列型
void 戻り値がない(戻り値のみのデータ型)



まとめ

  • なんらかの入力に基づいて処理を行い、結果を返す命令のことを「関数」と呼びます
  • PHPにはたくさんの関数が用意されており、これらの関数を利用することで直感的なコードディングを行うことができます
  • 関数に対する入力のことを「引数」、関数からの出力のことを「戻り値」と呼びます
  • PHPには公式のリファレンスが用意されています(公式リファレンスの構文記法を理解しておくことは重要です)