入力とペンツールと選択範囲

HTMLの入力練習

HTML&CSS|タイピング|mr100
  • MacChromeには対応していないようです

http://typing.twi1.me/game/383

ドラッグ(Press+Drag)の練習



Photoshopの目的

初心者がPhotoshopの勉強をするときのポイントは以下の3点です。

  1. 選択範囲を決める。(どこをという最初の部分。または主語にあたります。)
  2. 補正する。(写真をキレイにします。目的にあった画像にします。)
  3. 加工する。(マスクや合成をして、元の画像にはない特徴をつくっていきます。)

Photoshopの起動とカラー設定

Photoshopの初期化

目的は、無駄に消費されているメモリの記憶をリセットすることです。

  1. アイコンをダブルクリック等で起動します。
  2. このとき[Ctrl]+[Alt]+[Shift]を押したままにします。
  3. Adobe Photoshop設定ファイルを削除しますか?」とダイアログがでます。



  1. 『はい』を押して進みます。
  2. つぎに「編集メニュー」→「カラー設定」



  1. 設定を「Web・インターネット用 − 日本」にします。
  2. 『はい』を押して進みます。

パレット位置の初期化

[ウィンドウ]→[ワークスペース]→[初期設定をリセット]



※パレットの位置の初期化により、授業中の操作がしやすくなります。


ワークスペース

ワークスペース・スイッチャー

利用するパレットのセットを切り替えます。


複数画像の扱い

環境設定

一般
  • この初期設定が最も使いやすい

ファイル管理

パフォーマンス

単位・定規

カラー設定

  • 「編集」→「カラー設定」
  • 「Web・インターネット用 - 日本」を選択する


ファイルを開く

  • 「ファイル」メニュー → 「開く」
  • 「開く」メニューからの場合、選択したフォルダーが記憶され、次の「開く」も同じフォルダー内が選択対象になります


ドキュメントウィンドウ

ファイルの情報
  • 左下にあるファイルの容量の部分を押す
  • 「幅」「高さ」「モード」「解像度」が表示されます


画像の拡大縮小
  • 表示の拡大:Ctrl(command)+「+」
  • 表示の縮小:Ctrl(command)+「−」
  • 原寸(100%)表示:Ctrl(command)+「1」
ナビゲーターパレット
  • エリアの拡大縮小や移動が簡単にできます

ズームツール
  • 原寸(100%)にする:ダブルクリック

手のひらツール(グラバーハンド)


括弧の中の英字は、そのキーを打つとそのツールに変更できるという意味です。


Photoshopで選択範囲

選択範囲を決める

(1)「練習_1」の中の「face.psd」を開く。
  ※または[ファイル]→[開く]。【Ctrl+O】open:開く


(2)「長方形選択ツール」で画面上ドラッグしてみる。



(3)「楕円形選択ツール」に切り替えて画面上ドラッグしてみる。

  ※マーキー(点線)で囲まれたところを「選択範囲」と呼びます。

  ※「選択範囲」は、画像の最適化をする部分を決める操作です。

選択範囲の追加と削除

(1)「face.psd」を開く。

  ※または[ファイル]→[開く]。【Ctrl+O】open:開く

(2)任意に選択範囲をつくります。

(3)そこに[Shift]キーを押しながらドラッグで、選択範囲が追加できます。

(4)そこに[Alt]キーを押しながらドラッグで、選択範囲が削除できます。

自動選択ツール


「自動選択ツール」は、「魔法の杖」

  ※英語では a (magic) wand.
  [W]キーを押すことにより選択できます。


(1)「練習_1」の中の「fish.psd」を開く。

(2)「自動選択ツール」をクリックして選択します。

  ※オプションバーの「許容値:32」が、魔法の杖を振り下ろしたときに、
   一度に選択できる色数を決めています。


(3)ただし、魚の画像の中には色数が多く、一度に選択できません。

  ですから、背景の白い色をクリックします。これで背景が選択できました。



(4)欲しい選択範囲は「魚」のほうですから、
 [選択範囲]→[選択範囲の反転]をして、選択範囲の切り替えをします。


【Ctrl+Shift+I】選択範囲を反転


選択範囲を反転

(1)選択範囲を理解するには「図」と「地」という考え方を理解しましょう。

(2)ある選択範囲を「図」と呼ぶと、それ以外の部分は「地」と呼びます。

(3)選択範囲を決めるときに「色数の少ないところ」は選択しやすいと考えます。


つまり、背景色の「白」を選択して反転すると「魚」の部分だけが選択されます。


クイック選択ツール
  • 自動選択ツールはクリックで拡張ですが、クイック選択ツールは、プレス・ドラッグで拡張します。


選択範囲のバリエーション

多角形選択ツール



マグネット選択ツール

(1)「練習_1」→「04.psd」を開く。



(2)レモン3個の画像のうち、手前の1個のみを選択範囲する。

(3)「マグネット選択ツール」を選ぶ。



(4)より明度差のはっきりしているところをクリックして始点とします。

(5)レモンの形にそってマウスをなぞるように動かしていきます。



(6)できたポイントがずれてしまった場合は、[delete]を押すたびに
  一つずつ削除することができます。

(7)全体がなぞれたら、始点の上でクリックします。
  すると選択範囲になっています。


クイックマスク


 ※選択できた選択範囲の微調整に使われます。
 ※選択していないところが赤い色に見えます。



(1)選択範囲になっているところは「写真の色が見える」状態で
  選択されていないところは「赤い色」がかぶっている状態に見えます。

(2)ブラシと消しゴムの使い分けをし、選択範囲を正確に修正しましょう。

 ※詳しくは、Adobeサポートのチュートリアル
  「クイックマスクモードでの選択範囲の微調整」を見てください。

画像間の移動

別のファイルに選択範囲を切り取って移動

(1)「練習_1」→「sky.psd」と「ダッキー.psd」を開く。

(2)「ダッキー.psd」の中から選択範囲を決める。

(3)「選択ツール」で選択範囲を「tsky.psd」の画面の上に移動する。



写真のように大きさのバランスがとれません。
これは「解像度」と呼ばれる「画素数」の違いに原因があります。

(4)「sky.psd」の上にできた「レイヤー1」の「ダッキー」を「自由変形」で選択します。



(5)囲まれた「バウンディングボックス」を[Shift]キーを押しながら縮小します。



(6)大きさがきまったら[Enter]キーを押して確定します。

レイヤーパレットで選択範囲をつくる

(1)「練習_1」→「06.psd」を開く。


レイヤーに切り取られた写真や文字がある場合
[Ctrl]キーを押しながら、レイヤーの「サムネール」をクリックすると選択範囲になります。


サムネイル 【thumbnail】

  • 多数の画像を一覧表示するために縮小された画像。
  • 本来は「親指(thumb)の爪(nail)」という意味。
  • 画像編集ソフトの多くがサムネイル作成機能を持っており、ディスクから読みこむ画像を選択する際などに表示される。

選択範囲の反転の練習

ビネット効果

(1)「練習_1」の中の「table.psd」を開く。

(2)すべてを選択。【Ctrl+A】All

(3)「選択範囲」メニュー→「選択範囲の変形」→「85%」



 ※オプションバーに鎖のマークをクリックして数値を入力し、確定します。

  • バウンディングボックス」が選択されている状態で、Enterキーを2回 押します
  • 1回は、数値の確定
  • もう1回は、「バウンディングボックス」を確定させ「選択範囲」にする


(3)境界線を調整


 ※旧バージョンは、「選択範囲」メニュー→「境界をぼかす」→「10」




(4)「選択範囲」メニュー→「選択範囲を反転」



(5)ビネットの色を塗るための新規レイヤー作成



(6)背景色(白)で塗りつぶし

  ※【Ctrl+Delete】




(7)選択範囲を解除して完成

カンバスサイズの変更




演習課題

例01:クイック選択ツール

  • プレス+ドラッグで「地」を選択して反転する

例02:マグネット選択ツール
  • マグネット選択ツールで選択範囲をつくり、以下のように編集しなさい

例03:カンバスサイズ
  • 以下のように編集しなさい