日本語表示環境を整える

php.ini の編集

XAMPP(MAMP)は初期状態のままでも使用できます。
ただしPHPのみを展開する場合、正しく日本語処理ができません。
設定を変更することで、日本語が扱えるようになります。
変更するには、「php.ini」という設定ファイルを編集します。



PHPだけ記述した場合の問題

  • 表示が文字化けします


  • 解決するには「php.ini」の「default_charset」を編集します

php.iniを編集

  • XAMPP(MAMP)内の「php.ini」を検索する
文字コードの設定
  • 「default_charset」と記述されている場所を検索する



  • 以下のように編集する


保存をし、サーバーを再起動することでプレビュー文字化けは解消されます。

タイムゾーン(timezone)の変更
  • 日本時間を表示するように設定します
  • 「date.timezone」を検索します
  • コメントアウト「;」を削除して、「Asia/Tokyo」にします
  • ダブルクォートの有無は、インストールしてあるPHPのバージョンによって違います



変数内の日本語を処理したい場合
  • 名前が「mb」で始まるマルチバイト関数を使う
  • 例:住所から市町村名を抽出する
<?php
$a = '東京都豊島区池袋';
$b = mb_strpos($a, '');
echo mb_substr($a, $b + 1);
?>



このとき、日本語の表示に問題がある場合は、「php.ini」を編集します。

  • 行頭の「; セミコロン」を削除し、UTF-8に変更します





ドキュメントルートを確認

  • Apacheでは、特定のフォルダー以下だけをサーバーコンテンツとして公開できるようになっています

その外部に公開するフォルダーのことを「ドキュメントルート」と呼びます

  • WindowsMacとも初期設定は「htdocs」フォルダーに割り当てられています
テスト
localhost
  • ホスト名
  • 一般的に、iPv4では「127.0.0.1」、iPv6では「::1」に割り当てられています
  • このアドレスは「ローカル・ループバック・アドレス」とも呼ばれ、自分自身を指す特別なアドレスです
  • そのため自分のパソコン上でプログラムをテストするのに都合がよいIPアドレスということになります