境界線を調整

境界線を調整(複雑な選択範囲)


(1)選択しやすい色をクリックし選択範囲を作成


(2)選択範囲を反転し、必要な部分を選択している状態にする



(3)選択範囲ツールのオプションバー「境界線を調整」をクリック



(4)「エッジの抽出」を調整


(5)「エッジの検出」を調整




チャンネルを使って選択

  • Photoshopの初期バージョンから使われている手法


  1. RGBチェンネルの中でコントラストの強いチャンネルを複製する
  2. レベル補正で「白」をとばす
  3. 内部の面にする部分は選択範囲を塗りつぶす
  4. そのチャンネルを選択範囲として読み込む
  5. 選択範囲を反転して余分な部分を削除する



(1)コントラストのはっきりしているチャンネルを複製


(2)レベル補正で背景を飛ばす(背景を白する)


(3)選択範囲の中心を黒で塗りつぶす


(4)描画モードで確認


(5)背景を白(削除)にして完成




この例は、切り抜きとモノクローム写真に着色をしているために複雑になっていますが、切り抜きの手法は「チャンネルの複製」→「トーンカーブで背景を飛ばす」という順になっています。






髪の毛を抽出する

  • クイック選択ツールで背景を選択する

  • 「選択範囲を反転」しておく
  • 「選択範囲」メニュー→「境界線を調整」を選択する
  • 「描画モード」を「背景:黒」を選択


エッジの検出
  • 半径「10」で、髪の輪郭をなぞる
  • ブラシの半径は、輪郭にあわせて大きさを調整する

  • 「出力」→「出力先」→「レイヤーマスク」

背景画像の上に移動コピー


  • エッジのグレーが残っています

髪の毛の微調整
  • 髪の毛のレイヤーにレイヤースタイル「光彩(内側)」

  • 光彩の色を選択

  • 髪の毛の色の明るい部分を選択する

  • この「光彩」はレイヤー全体にかかってしまうために、微調整用にレーヤーを分けます




最後に、切り抜き画像を「シャドウ・ハイライト」で明るめにしました。




《例》