まとめ(5)while文
while文とは
- 反復処理(繰り返し)を行います
- 同じ事を繰り返すことを「ループ」と呼びます
- while文は繰り返し回数が決まっていない場合に使われる場合が多い
変数の初期値;
while ( 繰り返し条件; ) {
実行される処理
変数の変更 ;
}
- 継続条件式には、if文と同様に結果が論理値となる式を記述します
- 継続条件式の結果が、trueの間はブロック内の処理を繰り返し、falseになると繰り返しを終了します
- 継続条件式は1回分の繰り返し処理の最初のタイミングで検証されます
while(true) {
繰り返す処理を繰り返す
}
while(false) {
繰り返す処理を抜ける
}
《while文の例》
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset='UTF-8'> <title>繰り返し処理(while)</title> </head> <body> <script> var i = 1; while ( i <= 10 ) { document.write( i ); console.log(i); i++; } </script> </body> </html>
- while文は条件文を実行し、一致したとき次の処理に移ります
- 処理が実行され、最後に i++ で変数 i に1が加算されます
- 再びwhileの条件文に戻り、変数 i が 10になるまで繰り返されます
《while文の利用》
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="utf-8"> <title>while文の利用</title> <script> var a = 1; while (a <= 100) { a *= 2; console.log(a); } console.log('終了'); </script> </head> <body> </body> </html>
《実行結果》
- 変数をどんどん倍にしていき、100を超えたら繰り返しを終了する
- aが100を超えると、次の繰り返し処理へ進んだタイミングで継続条件式の結果がfalseと判定され、繰り返しを抜けます
- 反復(繰り返し)とは、同じ処理を何度も繰り返すスクリプト構造のことで、「ループ」とも呼ぶ
- 反復処理を行う方法には、while文とfor文がある