いま始めるべきこと
よく見る
- 誰かが作ったWebサイトをよく見る
- 見て気になったポイントを、記録しておく
見たことも無い「アート」を作る仕事ではありません。
ですから、先人の良い例をいっぱい見ることで、必ず得るものがあります。
授業では、1順目に5分間、2順目に10分間「自分の好きなサイト」をプレゼンしてもらいます。
就職活動の段階で準備するのではなく、授業内で毎日継続して行ないます。
プレゼンのルールはひとつだけ。
否定的な言葉を使わないでプレゼンすること。
記録する
- それを記録しておく
記憶にとどめるためには、何が良かったと思ったのかを書いておかなくてはいけません。
それは、分析・解析の訓練でもあります。
アンリ・ポアンカレは「科学と方法」の中で書いています。
「突如として啓示を受けることはある。しかしそれは無意識下で思索的研究がずっと継続していたことを示していることなのです。」
ず〜っと考え続けていれば、答えがひらめくときがあるかもしれません。
考えましょう。
そして経験しましょう。
この授業の本質は「なぜ?と問う力を養う」ことにあります。
いつ来るか分からない15分のために
いつ来るか分からない15分のために常に準備をしているのがプロ、デザイナー奥山清行による「ムーンショット」デザイン幸福論 - GIGAZINE
すべての勉強はこれにつきます。
いつ来るか分からない15分のために
記録を残す
- 自分のための記録です
- 事実のみを記録する
授業で記述した内容を、繰り返すことにより記憶にとどめる。
もっとも、やってはいけないことは「感想」を書くことです。
初心者がおこなう勉強は、すべてが難しく感じるものです。
それをそのまま「難しい」と書いてしまえば、難しいという記憶となって残ります。
メモは、あくまでも授業内容の中で自分の重要だと思うところを記憶から引き出すために書くべきで、授業内容をすべて記録しようとするやり方がもっとも危険です。
まとめることに躍起になって、その場でやるべきことができなく遅れてしまうことが多いからです。
その遅れをメモを見れば、取り戻せるはずだと思うのが初心者の特徴です。
その場で入力する時間に遅れれば、メモを見たところで繰り返すことはできません。
初心者の勉強でもっとも大切なことは、「メモを取ることを勉強の中心にしないこと」です。
まず、与えられた課題をその場で入力しましょう。
そのことは、遅れていたら帰ってからゆっくりやってみるという考え方をしないこと。
その場で解決することです。
そのために最も大切なことは、入力スピードを上げることです。