article要素
ブログなどの記事に使う
- 独立した記事として成立する内容に使う
- 自己完結した内容を示す
- 具体的には独立して配布や再利用できるものにマークアップします
- 雑誌や新聞の記事、ブログのエントリー、インタラクティブなウィジェットやガジェット、ユーザーが送信したコメント、その他コンテンツから独立したものです
《article要素を使ったマークアップ》
<section> <h1>新着記事</h1> <article> <h1>記事その1</h1> <p>記事の本文</p> </article> <article> <h1>記事その2</h1> <p>記事の本文</p> </article> </section>
《article要素を入れ子に使ったマークアップ》
<article> <h1>記事その1</h1> <p>記事の本文</p> <article> <h1>関連記事</h1> <p>記事の本文</p> </article> </article>
- 親のarticle要素の関連記事を意味します。
- section要素のように「記事を見出しで区切る」ためにarticle要素を入れ子にしてはいけません
セクショニング・ルート
- 自分自身のアウトラインを持つことができる要素です
- セクショニング・ルートを持つ要素 blockquote, body, details, fieldset, figure, tdです
セクション要素は常に直近の祖先のセクション、またはセクショニング・ルートのサブセクションになります。
例の article は body のサブセクションになり、h1「site title」は article の見出しとなるので、body の見出しが無いことになります。
そこで暗黙的にbodyの見出しが生成され「Untitled Section」というアウトラインになります。
もちろん上記の書籍は、初心者の最初のステップには申し分の内容だと思います。
しかし、AppleがそうであるようにHTML5の新要素の使い方には注意が必要です。
超初心者は、それを記述することから始めない方がよいかもしれません。
他にも、ページ全体を「article」で囲んでいる例は枚挙にいとまがないほどです。
そもそもアウトラインを明示的に使うのでなければ、HTML5の新要素をあえて記述する必要はないと思います。