補正

補正(写真をきれいに)

すでに移っている質が変化するわけではありません。
デジタル処理できる範囲で、人間が見てきれいと感じる程度に変化させます。

新規調整レイヤー

  • 何度もやり直しができる色調補正のレイヤー

レベル補正
  • おもに画像の「階調幅」を調整します
  • ヒストグラムを参考に画像を適度な明るさに調整することができます



新規調整レイヤー


以下の3ポイントを調整する

  1. ハイライトポイント
  2. グレーポイント
  3. シャドウポイント




この方法で、ハイライトが白く飛びすぎたりしてしまう場合には、別の方法で補正します。

シャドウ・ハイライト
  • シャドウを明るくする、ハイライトを暗くする調整をします


]



  • コントラストが強くなるのが「レベル補正」
  • 自然光のようになるのが「シャドウ・ハイライト」

自動補正


「自動補正」ボタンを押してみる。


本来なって欲しい状態からは、ほど遠いものになってしまいます。


この意味を理解しましょう。
この状態のことを「トーンジャンプ」と呼びます。
「ハイライトポイント」と「シャドウポイント」を強制的(自動的)に外側に分布したために、色の階調がくずれ、本来ある色が消失した状態になってしまいました。

  • コンピュータの再現しやすい色「青」
  • 再現しにくい色「暖色(特に黄色)」

つまり、コンピュータ的処理で色を変化させると「暖色系」が減色されやすいので注意が必要です。

CC/CS6の自動補正
  • 前バージョンとは結果が異なります
  • トーンジャンプが起こらないようになっています


明るさコントラストを調整する

  • 画像の明るさの過不足を補ったり、メリハリ感を調整したりすることができます







演習課題

例01
  • 階調を調整しなさい

例02
  • 明るさを調整しなさい

例03
  • 暗いシャドウを明るくしなさい