Webアプリケーション
Webアプリケーションとは
- 単に情報を表示するだけではなく、ユーザーの操作に応じて結果を返すWebページ
初期のWebアプリケーションの仕組み
- HTMLのフォームを利用してユーザーが入力したデータをWebサーバーに送り、Webサーバー内のプログラムがデーターを解析して結果のHTMLを返すという仕組み
- 問題点は1つの操作のたびにWebページをサーバーから読み込むことになるので、レスポンスが遅くなる
Ajaxによるレスポンスの高速化
- Ajax(Asynchronous JavaScript+XHTML)
- WEbページ全体をロードすることなく、JavaScriptを使ってWebサーバーと通信する
- 通信中にも処理を行えるので、ユーザーを待たせないWebアプリケーションを開発できる
- たとえば、GoogleMap
HTML5が目指すWebアプリケーション
HTML5によって実現するもの
- Webアプリケーション中心で作業を行うこと:クラウドコンピューティング
- Webページ内のデータをプログラムで処理しやすくする:セマンティック
- ユーザーインターフェイスをより使いやすく、表現力を豊かにする:CSS3
- 自由にグラフィックを描画し、音楽や動画を再生する:Canvas2D・Audio&Video・SVG
- GPSなどから現在地情報を取得する:Geolocation
- より柔軟に他のドメインやローカル環境にアクセスできるようにする:Web Storage・FileAPI・WebSocket・WebMessaging
- インターネットに接続していない状況でもWebアプリケーションを実行可能にする:OfflineWebApplication
- 複雑な計算処理を並列処理によって高速化する:WebWorers